ezonocareのブログ

ブログ初心者ですみません。練習中です!

急な下垂手にびっくり⁉

とある日あるおばあちゃんが朝起きると左手が変だと言ってきました。確認すると手首から脱力しており、下に垂れ下がっていました。

その瞬間に「中ったか?」と思いましたが、握る力はしっかりしている。

腕はしっかり上がっている。

足はいつも通り動くし、何より目線や呂律もしっかりしている。

血圧も問題なし。

今までも数人同様の症状を見て来ました。

そこでおそらく寝ている間に腕が圧迫されたために起きた下垂手ではないかと思い医師に確認。

返答は一時的なものだろうと診断され、受診はなし。

すぐにリハビリに確認。捻挫防止の固定、ホットパックで橈骨神経を温めて血流を促進させて少しずつ延びている神経を緩めていくようにとのこと。

リハビリも明確な診断もない中一緒に考えてくれてありがたい!

家族にもすぐに説明した。原因の可能性、対応、治癒期間はなすと不安はあれどそこまでではないとわかってくれました。

治癒期間は長くて3ヶ月自宅に帰るために一緒にやっていきましょう‼️

 

 

 

リスクマネジメント

施設で事故はつきもの!


でも人にとって事故は非日常なんです!

慣れは怖いですね。


みんなは普段の生活で自分ではない方の事故を常に防ごうとしていますか?


子どもが自転車の練習をしているときは転ばないように意識します!


誰かが赤信号を渡った時に危ないと感じます!


赤ちゃんがおもちゃを口に入れると喉つまりしないかハラハラします!


運転中や、スポーツをしている時など自分が加害者になりそうな時はイメージしやすいですが、そうではない時にどこまで予測することができるかが介護をする人としては大事になります!


歩く時に麻痺があり、ふらつきながら歩く方が椅子からトイレに行く時にその方の身体機能、周りの環境、補助具、認知機能、その他の疾患、気持ちの状態などなど危険因子はどこにあるのかを検討して、安全面を確保していく事が大事になります!


さらに同じくらい大事なのが、安全面を考えすぎて過剰介護になってしまわないかが検討中に注意する点です!


優しさで手伝うことは大事です!ですが手伝いすぎる事で自尊心を傷つけてしまう事もあります。また本人が介護を希望していても手伝う事で身体機能向上、維持が難しくなる事もあります!


そこは厳しくとも、励ます事や、身体の動かし方を側で説明や実践してみて下さい!


ただ突き放す事はせずに一緒にやっていこうと示す事も必要です!




事故は必ず起きます。必ずです!ならば事前にどのような事故がその方には起きる可能性があるのか、


原因はどのような事で起きてしまうのか、


事故に対して対策はどこまで出来てそれでも起きてしまう可能性があると家族に説明はその後のトラブル防止に必要ではあると思います!


また定期的に情報の更新をして都度家族に提示するのも必要です!更新されなければ家族はいつまでも変わらない話から急になんでそんなに変わってしまったんだ!とまたトラブルの元になります!



大事なのは家族とのコミュニケーションです!現在コロナ禍で話をする事が難しい事もあります。


ですが、施設に入ってからずっと顔も見れない状況が続く家族の不安も考えると、何気ない情報でも電話連絡してみて下さい!


私もたくさん失敗しました。今も失敗ばかり、それを糧にして成長をできるよう意識をしています。


リスクマネジメントば人によって考え方が違うからこそ色々な対策が生まれます。色々な案を否定せずチームで対策を検討する事もより良い対策を見つける秘訣です!


他職種、多人数でいつでも議論!これ大事!


オムツ交換は汚くて大変なイメージ!

 

介護はおじいちゃん,おばあちゃんのお世話をする事だと思っていませんか?

実際その通りだと思います。そこでお世話って何するの?と聞くと最初に出てくる事が多いのが、「オムツの交換」でした。

確かケアの中にオムツ交換は私たち介護職員は日常的に行います。

必要な知識,技術もあります。おおまかに説明すると

1.声かけをして汚れているか確認する事伝える

2.左右に体を向けてズボンを脱ぐ。

3.オムツを開けてパッドやオムツを取り除き清拭する。

4.新しいパッド、オムツを当てる。

5.左右に体を向けてズボンを脱ぐ。

 

かなりおおまかですがこの順番で行います。

もちろん1.〜5.の中にもさらに細かい技術があります。それはまたの機会にお話しします!

 

ではオムツ交換はおじいちゃん、おばあちゃんのお世話として当たり前?真っ先にやること?と考えると実は違うと思います。

オムツ交換はトイレに行く事ができなくなってから始めて行うことであり、まずはトイレで排せつを続ける事を一緒にすると汚いイメージはかなり無くなります!

怪我や病気で長い入院で寝たきりなる方はいますが、その時点でオムツ交換が始まるわけではないです。

つい最近までトイレに行っていたのですからトイレに行く事は普通と考えます。そこで

 

○トイレに行くまで何が課題?(体が動きずらい?環境で行けない?どれくらいの助けが必要?)

○トイレに行けたらどんなことに困る?(立てない?ズボンの上げ下ろしができない?拭く事ができない?)

○どこまでわかっているか。(認知症やせん妄によって必要な行動ができるか。)

これらをおじいちゃん、おばあちゃんが一人でできるようになる!

または少しの手伝いでできた!まで行くと実は汚い事はほとんどありません!そして大変ではなくなります(^。^)

だってゆっくり一人でトイレに行ってゆっくり排せつ済ませて戻ってくる。仮にちょっと失敗しても、拭くだけ!なんてオムツ交換に比べたらかなり楽ですよ‼️

これを

本人視点👉「羞恥心がかなり軽減、迷惑をかける申し訳なさ、自分はできるという自信!」に繋がります(^。^)😂

家族視点👉「体や気持ちが楽になる。家事、出費などの負担軽減」になり以前の生活に近づく事が嬉しくなります!

介護士視点👉「ケアの軽減により業務負担軽減、利用者のQOL向上による達成感」介助に当てていた時間をコミュニケーションやその他の

など仕事に当てる事もでき、この経験を他の方に活かすやる気に繋がります!

 

私の施設でも、今はオムツ交換をしていても実はちょっとした事でトイレに行く事ができるなんてこともしばしば見られます‼️

そしてトイレに行く事を達成することにより、条件付きでも家に帰る事ができた😭なんてことが普通にあります‼️

 

どうでしょう⁉️オムツ交換は大変と考える前にトイレに行くとどんなに楽か、気持ちがいいか、達成感があるか‼️

少し様々な考え方でいいですが前向きに自分達がなれるようにイメージしてみて下さい😊

 

本人が困ったら家族に相談して下さい。

家族が困ったらかかりつけ医や役所、地域包括支援センターに電話して下さい‼️

もしくは知り合いのケアマネジャーでもいいと思います‼️

助けを求める事はとても大事です。ただし求めるだけではなく、自分には何ができるのかも相談するといいでしょう‼️

するとケアプランの中に本人や家族の気持ちや出来る事を踏まえて作成されます‼️

ケアマネジャー、介護士は本人、家族の気持ちに寄り添いケアプラン達成に向けて様々な職種と話し合い、助け合い、協力して動きましょう‼️

 

ほんの少し前を向くだけで光が差し込む事は多いです😁

気楽に頑張りすぎずにケアしましょ🥳

EZOでした😸したっけ〜🤚

はじめまして‼️よろしくです‼️

皆さまはじめましてezonocareという名前でブログをはじめました‼️

名前も長いのでEZO(えぞ)と呼んで下さい(^^)

まずは自己紹介をさせていただきます^_^

北海道生まれの北海道育ち!北海道の大きくもなく小さくもない。また都会でもなく、田舎でもない街に住んでおり、大都会の介護施設で働いています(^。^)

名前の由来は北海道の昔の名前です!興味ある方は是非「ゴールデンカムイ」というマンガを見てください!めっちゃおもろいです!

 

介護経験は10年以上です!

介護福祉士、介護支援専門員、認知症介護実践者研修修了者を取得しています。今はケアマネ取るの大変ですね〜😭

 

主に認知症の方を中心に介護させていただいていますが、ご家族の対応やスタッフのシフト管理、ケアマネ業務も兼務しています。

 

趣味は体を動かすこと!DIYやスポーツ、キャンプなんかもします😁

性格的に広く浅く色々なことを少しずつやるのが好きです!

ですが水曜どうでしょう、TEAMNACSは別!子どもの頃からどっぷりハマってます😍大好きです!皆さまと語れたら嬉しいです😊

 

今回ブログを立ち上げた理由は介護を続けている中でさまざまな迷い、悩みがあります。

そしてそれは立場によって視点や考え方も大きく変わると思っています。

例えば私のような介護施設の介護職員、病院などの医療職員、介護を必要とする家族、介護が必要な方本人、地域の方など多岐に渡る視点があります。

そのような方々が少しでもお互いを知る事ができ、介護を仕事としている方も、生活の一部となっている方、関係していないが興味がある方などに共有できる、役に立つような情報を発信していきたくて立ち上げました!

 

介護に正解はありません。正しくはその時、その瞬間ではあるかもしれません。ですがそれが明日、一週間後、一ヶ月も同じ介護が正解になるとは限りません。

 

特に認知症の方は顕著です。話し方、身振り手振り、表情それぞれ都度変えて対応します。

 

例えば、今話したことを忘れてしまい同じ質問をされます。

それに対して同じ説明を繰り返します。

その状況はその方にとって最初は解決できたのかもしれません。

ですが一瞬で話が巻き戻ります。

何度も聞く事が本人にとっては結局解決できておらず、悩んでしまうことの繰り返しでストレスが溜まってしまいます。

そこで気分転換や意識を別にずらす事を考えます!ありきたりであれば散歩やお風呂、好きな行動(料理や裁縫)などで意識のずらしまします。

もちろん全ての方に有効ではありません。人や症状によって様々です。介護に正解はありません。

ですが介護を必要とされる方を思う気持ちとして義務感や仕事だから仕方なくするという気持ち、嫌悪感や苛立ちを持つと自分のケアに全て出てきます。

まず介護は技術ではなく気持ちだと思います。特別な技術や知識が必要な事も多いです。

 

ですが、介護を必要な人、周りの方双方に対して上記のような感情を持たずに寄り添う事で出来ることもたくさんあります!

 

だから様々な立場に立った見方で偏った考えにならずに介護ができるようにしていきたいです!

少しずつですがお話しをしていきますのでこれから私EZOをよろしくお願い申し上げます。

 

       ではEZOでした!したっけ〜‼️